更新日:

2008年09月15日
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Linux基本コマンド


 玄箱を操作するには基本的にはコマンド入力しかありません。
Webminというプログラムを使えばWebブラウザ上からGUIの操作ができるのですが、 設定が勝手に変更されたりするので私はあまりなじめませんでした。やはり玄箱をいじるにはTelnetやSSHを使ったCUIでのコマンド手打ちが一般的でしょう。
 しかし、コマンド入力はLinux初心者には敷居が高く、途中でいやになってしまうかも知れませんが慣れてしまえば なんてことはありません(簡単に言うなと怒られてしまいそうですね)。このページでは私が玄箱をいじる時によく使用するコマンドを説明いたします




コマンド名 説明
ls ディレクトリ内の一覧表示
cd ディレクトリの移動
pwd 今自分がいるディレクトリを確認
cp ファイル、ディレクトリのコピー
mv ファイル、ディレクトリの移動
ファイル、ディレクトリの名前変更
vi テキストエディタ
mkdir ディレクトリの新規作成
rm ファイルやディレクトリの削除
grep 一覧表示からの絞込み
cat ファイルの内容を表示
su ユーザの切り替え
exit ログインしているユーザから抜ける
telnetやsshでログインしている状態から抜ける
apt-get ソフトウェアのインストール、アンインストール等
reboot 再起動
shutdown -h now 今すぐシャットダウン
コマンド:ls
「ls」はおそらくもっとも多用するコマンドではないでしょうか。ファイルやディレクトリの一覧を表示するためのコマンドです。
Windowsで言うとフォルダをクリックしたときにウィンドウが開いてファイル一覧が表示されるのをコマンドと文字だけでやってしまう、 と考えていただければイメージがわきやすいと思います。

■実際に使ってみましょう

# ls
と入力すると現在自分がいるディレクトリ内のファイルやフォルダの一覧を表示します。

# ls /
コマンドの後に「/」スラッシュを入力していますがこれはディレクトリの最上層である「ルート」のディレクトリを表示させています。
Linuxのディレクトリはこの「/」を頂上としてピラミッド状にディレクトリが分岐しています。

# ls /var/log/
コマンドの後にディレクトリを指定するとそのディレクトリ内の一覧を表示します。

# ls -al /var/log/
上記コマンドに「-al」を付けるとファイル名やディレクトリ名だけでなく、隠しファイルや細かい情報も表示できます。
コマンド:cd
「cd」はディレクトリを移動するコマンドです。上記「ls」でディレクトリの場所を確認したらこのコマンドで移動します。
ディレクトリを移動する必要があるのか?と言われるかもしれませんが、移動しなくてもたいていの作業はできます。 ですが後々入力する文字数が多くなるし、特定のディレクトリに移動してから出ないと出来ない操作もあるので注意しましょう。

■実際に使ってみましょう

# cd /
コマンドの後に「/」ディレクトリを指定していますのでピラミッド状ディレクトリの最上層へ移動します

# cd /var/log/
移動したいディレクトリのフルパス(ルートから始まる完全な名前)を指定して移動します。

# cd news/
上記に続いて、移動したいディレクトリの相対パス(現在自分がいるディレクトリ内のディレクトリ名のみ) を指定するとフルパスを入力する手間がなく移動できます(自分がいるディレクトリ内のディレクトリ移動に限る)。 上記例だと「/var/log/」に移動してから「/var/log/news/」ディレクトリに移動したことになる。(スラッシュの位置に注意しましょう)
コマンド:pwd
「pwd」は現在自分がいるディレクトリを確認するコマンドです。「今、どのディレクトリにいるんだっけ?」と思ったらこのコマンドを入力して見ましょう

■実際に使ってみましょう

# pwd
結果例:「/etc/apt」と表示されたらそのディレクトリに自分がいます。そのままですね。
コマンド:cp
「cp」はファイルやディレクトリを別の場所にコピーするコマンドです。
使い方は# cp 「コピー元」 「コピー先」

■実際に使ってみましょう

# cp /etc/network/interfaces /root/
「/etc/network/interfaces」のファイルを「/root/」ディレクトリにコピーしました。

# cp -r /etc/network/ /root/
「-r」オプションを付けるとディレクトリごとコピーすることが出来ます。「network/」ディレクトリごと「/root/」ディレクトリ内にコピーしました。
コマンド:mv
「mv」はファイルやディレクトリを別の場所に移動するコマンドです。
また、ファイル名やディレクトリ名の名前変更にも使われます。
使い方は# mv 「移動元」 「移動先」
名前変更するには# mv 「元のファイル、ディレクトリ名」 「変更後のファイル、ディレクトリ名」

■実際に使ってみましょう

# mv /root/network/ /tmp/
上記「cp」コマンドでコピーさせた「/root/network/」のディレクトリを「/tmp/」ディレクトリに移動しました。

# mv /tmp/network/interfaces /tmp/network/interfaces_rename
「interfaces」ファイルは「interfaces_rename」ファイルという名前に変更されました。
コマンド:vi
「vi」はテキストファイルを編集するエディタです。Linux設定を変更するにはテキストファイルを編集させないといけませんが このテキスト編集操作が一番難しいところだと思います。詳しくはこちらのページに記載しています。
Windowsで言う「メモ帳」感覚で編集をすることは出来るのですが癖のある操作方法なので マニュアルを見ながら操作しないとなにがなんだか分からなくなってしまいます。

■実際に使ってみましょう

# vi /root/newtext
「/root/」ディレクトリに「newtext」ファイルを新規作成して編集モードに入ります。

# vi /root/newtext
すでに存在するファイルを編集するにはファイル名を指定すれば編集モードに入ります(例として上記で作成保存したものを指定)。
コマンド:mkdir
「mkdir」はディレクトリを新規作成するコマンドです。

■実際に使ってみましょう

# mkdir /root/newdir/
「/root/」ディレクトリに「newdir/」ディレクトリを新規作成しました。
コマンド:rm
「rm」はファイルやディレクトリを削除するコマンドです。
最も恐ろしいコマンドだと私は思います。重要なファイルも簡単に削除されてしまい、 Windowsで言うゴミ箱のようなものはありませんので一発勝負です。 使い方を誤れば全てを無に帰す事も可能なコマンドなので使用するときは慎重に確認しながら行いましょう。

■実際に使ってみましょう

# rm /root/newtext
「newtext」ファイルを削除しました。

# rm -rf /root/newdir/
「newdir/」ディレクトリを削除しました。
「-rf」オプションを付けるとディレクトリも削除でき、そのディレクトリの中のファイルも全て削除できます。 このオプションを付けると何の質問をされることなく実行されますので注意!。嗚呼恐ろしい・・・
コマンド:grep
「grep」は「cat」コマンドなどで表示される文章から特定の文字列を検索して表示するコマンドです。

■実際に使ってみましょう

# cat /root/test.txt | grep keyword
「/root/text.txt」ファイル内から「keyword」という文字が含まれる行を表示してくれます。
grepの前のたて棒はキーボードで¥マークにある文字です
コマンド:cat
「cat」はファイルの内容を表示するコマンドです。
このコマンドを入力するとファイルの内容がずらずらと一気に表示され、勝手にスクロールしていきます。 結局見れるのは文章の最後の部分だけですが他のコマンドと組み合わせる事によって初めて使い物になります。

■実際に使ってみましょう

# cat /var/log/messages
「messages」ファイルの一覧を表示。もちろん一番最後あたりしか見れません。

# cat /var/log/messages | grep eth0
上記例だと「messages」ファイルの一覧を表示し、その中から「eth0」が含まれる行を検索して表示します。
コマンドの後に「|」(←長い縦棒。アルファベットのエルではありません。キーボードに印字されている文字を探してください)をはさんで検索コマンド「grep」を行っています。

# cat /var/log/messages | more
「messages」ファイルを一ページずつ表示します。

# cat /var/log/messages | less
「messages」ファイルを一行ずつ表示します。
コマンド:su
「su」はユーザーを変更するときに使用するコマンドです。

■実際に使ってみましょう

一般ユーザーでログインしている状態と仮定
$ su root
パスワードを聞かれますので変更したいユーザのパスワードを入力します。例ではルートのパスワードを入力
「$一般ユーザ」から「#ルート」に変更されます。
コマンド:exit
「exit」は「su」で変更したユーザから抜けて元のユーザに戻るコマンドです。
「su」していない場合はtelnetやsshを抜けて終了します。
コマンド:apt-get
「apt」はDebianのソフトウェアパッケージを管理するコマンドです。
Debianではこのコマンドでわずらわしいソフト同士の依存関係を気にせずインストールをすることが出来てとても便利です。
「apt」コマンドでソフトウェアの検索、インストール、アンインストールが出来ます。

■実際に使ってみましょう

# apt-get update
現在流通しているソフトウェアの情報を更新します。

# apt-cache search apache
「apache」というソフトウェアがあるかどうか検索します。

# apt-get install apache
「apache」をインストールします。

# apt-get remove --purge apache
「apache」を設定ファイルごと完全にアンインストールします。

# apt-get upgrade
Linux全体のソフトウェアパッケージを最新にします
コマンド:reboot
「reboot」は再起動コマンド。説明の必要はありませんね。
コマンド:shutdown -h now
「shutdown -h now」はLinuxの終了コマンド。直ちにシャットダウンを始めます。これも説明の必要はありませんね。
Linuxサーバの基本はやはりコマンド入力だと思います。
デスクトップ型だとGUIのエディタでの編集が多いんでしょうが TelnetやSSHでのリモート操作となるとやはり必要になってくるのでコマンドを扱えるようになったほうがいざというときに 重宝します。
コマンドを全部覚える必要はなく、文庫本サイズのリファレンスを机の横やパソコンの近くにおいておけば 必要なコマンドをサッと探すことが出来るので一冊は持っていたほうがいいかもしれませんね。

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